外壁塗装によくあるトラブルについて②
2021.01.28 (Thu) 更新
皆さんこんにちは!!
沖縄の外壁塗装&屋根防水専門店のホカマペイントです(^^)
今回も外壁塗装によくあるトラブルについて2点ご紹介いたします。
◎塗装後すぐに塗装が剥がれてくるトラブル
せっかく高い費用をかけて外壁塗装を行ったのに何年も経たずに塗装がはがれてきてしまったというトラブルがあります。塗装がすぐにはがれる原因は以下の2点です。
- 塗膜が剥がれている上に直接下塗りを行ったため。
- 高圧洗浄後、しっかり乾燥させずに下塗りを行ったため。
塗膜が剥がれてくる原因は下地処理をしっかりしないために起こります。
下地処理ではサビ取り(ケレン作業)、高圧洗浄によるカビや藻の除去を徹底的に行います。
このケレン作業をしっかりと行っているか工事の担当者に、下地処理作業中の写真を提出してもらうのもよいでしょう。
特に沖縄は潮風の影響もあってサビが進行するスピードが早いので下地処理も入念に行う必要があります。
下地処理を怠ると、旧塗膜やカビや藻の上に塗装することになり、いくら上質な塗料を上塗りしたこところで、塗料は元からはがれてしまうわけです。
ちなみに旧塗膜が劣化しているかどうかの診断として、壁を手でなぞると手が白くなるなどのチョーキング現象が起きていることで確認することができます。
また、しっかり乾かさずに下塗りしてしまうのは、現場をなるべく早く終わらせて次の現場へ職人を移らせたいと考えている場合があります。
これは早く現場を終わらせればそれだけ、会社の利益になるからですね。
高圧洗浄後、しっかりと乾かさないうちに下塗りをしてしまうのを防ぐためには、業者と工期の打ち合わせをする中で、高圧洗浄後の時間は適切にとられているかの確認をすることで回避することができますね。
なので、無理な工期を職人に課すことによって、高圧洗浄後にしっかり乾かさずに下塗りを行うなどに繋がるわけです。洗浄後はなるべく48時間は乾燥期間を設けることが理想です。
管理者に遠慮することなく、下地処理の時の写真、工期の確認をするようにしましょう。
◎塗装の塗り忘れ(塗り残し)のトラブル
外壁塗装が完了して建物を確認したら、塗り忘れ(塗り残し)がある。
これは、塗り残しの原因は、一言で言ってしまえば業者の確認ミスになります。
塗り残しトラブルを回避する為には
- 打ち合わせの時に塗る箇所、塗らない箇所を明確にする。
- 施工後に完了確認を行う。
業者との打ち合わせでは、外壁の塗る箇所についての打ち合わせが行われる事がほとんどですが、特に大事なのが塗らない箇所の確認になります。
どこが標準工事として入っているかを確認するのは塗らない箇所を確認する方が早くて分かりやすです。
業者によって標準工事の範囲は大きく変わってきますので、塗らない箇所の確認をおすすめします。
また、施工後に時間をかけて完了確認を入念にするようにしましょう。
中には、施工から1年して塗り残しに気が付いたというケースもあります。
塗り残しを発見した場合には、後から業者による追加工事が行われるわけですが、当然ですがその箇所の劣化は周囲の劣化よりも進んでいるわけで見た目の問題よりも外壁の耐久性の問題で塗り残しは事前に防ぎたいトラブルです。
ちなみに、一般的な外壁塗装では下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本になりますが、その塗り回数に応じて下塗り時の写真、中塗り時の写真、上塗り時の写真と言う具合に証拠の画像をもらっておくと塗り回数の手抜き防止にも役立ちます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
何気ない事でもご相談があれば、ぜひホカマペイントへご相談下さい。
沖縄県内での外装塗装・屋根防水塗装をご検討中の方はお気軽にホカマペイントへお問い合わせください!(^^)/