【塗装の疑問】Q7…外壁のチョーキングとは??
2024.03.30 (Sat) 更新
こんにちは(^^)ホカマペイントです。
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これから【塗装の疑問】について、ホカマペイントが1つずつ解決していきたいと思います!
沖縄県内のたくさんの皆様へ御愛読頂ける事を目標に、毎週(土)お昼頃、定期更新予定です。
皆様、どうぞよろしくお願いします(^^)
【塗装の疑問】
Q7…外壁のチョーキングとは??
A7…外壁を触ると、チョークの様な「粉」が、手や服に付く現象です。
【危険度…★★★】
ん?チョークの様な粉が手に付くと、どうして危険なの?と思う方へ。
塗料には多様な成分が含まれており、それぞれが独自の役割を果たしています。
「樹脂」は、耐候性や耐水性を向上させる役割を果たします。種類としては、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機系などがあります。
「溶剤」は、樹脂を溶かし、塗布面を均一に覆う役割を担っています。有機系強溶剤、合成系弱溶剤、天然成分の水などが一般的です。
「添加剤」は、塗料の性能を向上させる役割を果たします。塗装中の垂れ止めや沈殿防止、気泡予防などが含まれます。
「顔料」は、塗料に色を付ける役割を担っています。塗料の色、蛍光や蓄光、サビ止めなどが代表的です。また、顔料が含まれていない塗料は、クリア塗料として知られています。
これらの成分によって、塗装した外壁の表面には「塗膜」が形成されます。塗装工事直後は、この塗膜が外壁を紫外線や雨、埃から保護します。しかし、数年が経過すると、樹脂が劣化し、塗膜が剥がれることがあります。その結果、色の付いた顔料が露出し、触れると手や服にチョークのような粉がつくことがあります。これがチョーキング現象と呼ばれます。
チョーキング現象を放置すると、外壁が水や湿気を吸収し、カビやコケ、ひび割れの原因となります。危険度が上がると、大規模な補修が必要になる可能性があります。そのため、チョーキング現象が進行する前に定期的な診断とメンテナンスが重要です。外壁の点検や適切な対策を行うことで、外壁の美観と耐久性を維持することができます。
次回のテーマは、Q8…外壁のカビ・コケとは?? です。
いかがでしたでしょうか、塗装の疑問を1つ解決出来ましたでしょうか。
分からない事や御相談等がございましたら、お気軽にホカマペイントへ御連絡下さいませ。
最後まで読んで頂き、誠に有り難うございました!
次回のブログをお楽しみに~♪
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